令和6年能登半島地震被災者支援活動の事前調査報告

2024年3月20日

 1月1日の発災以降、令和6年能登半島地震被災者支援活動をどのように進めるか検討してきました。直後から被災者支援の募金活動を始めていますが、3月8日から10日にかけて5名で現地の事前調査を行いました。能登半島へのアクセスのよい富山県側に拠点を設け、支援先は約12,000棟が被災した七尾市を候補地として、4月からの支援開始に向け準備を進めています。

 

[拠点調査]

 活動を行う上で必要になる拠点の条件を考慮して、富山県射水市で物件の下見を行った。

 

[七尾市災害ボランティアセンター訪問]

 当方が予定している支援活動を説明すると共に、七尾市ボランティアセンターの状況を担当者からヒアリングした。また、ボランティアセンター内部を案内してもらい、3月7日に当法人から要請に従って送った清掃用タオル500枚について感謝された。

 

[輪島市訪問]

 輪島へ向かう「のと里山海道」は2車線道路ががけ崩れで崩落し、元の道路左側に仮道を作って通れるようにしている個所が数多くあった。輪島市内中心部では、朝市の周辺は火災跡地のままで、住宅も傾いて道路にはみ出したり、隣家に寄り掛かったり、倒れたままの状態がほとんどで、2か月以上たってもほとんど手が入ってない印象を受けた。

 

[内灘町訪問]

 液状化による被害が、甚大であると報道された内灘町を訪問した。地面は、隆起や沈下により家屋や電柱は傾き、道路はうねったり傾斜している。2か所の民家では、軽トラを使用して機材の搬出をしていたが、ボランティアの姿はなかった。2カ月たっても復旧作業は、まだ開始されていない様子であった。

 

[全体を通しての感想]

 能登半島地震発災後70日ほど経過して、電気、上下水道等のインフラの復旧に力を入れている様子はうかがえるが、外側から見る限り被害を受けた一般の住家の片付けや道路に倒れ込んだ家などの撤去工事などが遅れている印象を受けた。また、全体に多くのボランティアが動いているという様子は残念ながら見受けられなかった。

 活動拠点の決定を急ぎ、まず、できるところから現地での活動を始めていくことを確認した。

 


第8回定時総会開催報告

2024年3月10日

記の通り、第8回定時総会を開催いたしましたので、ご報告いたします。

 

1. 日時:2024年3月3日(日)10:00~12:10

2. 場所:金光教西近畿教務センター会議室 並びに 「Zoom」併用によるWeb会議方式で実施

3. 出席者:正会員14名、賛助会員3名、委任状43名

4.  報告事項並びに審議事項:

    報告事項(1) 2023年度事業報告の件

            資料1:2023年度事業報告書

            資料2:2023年度一般会計収支計算書

    第1号議案   2023年度貸借対照表及び損益計算書承認の件

            資料3:2023年度貸借対照表

            資料4:2023年度損益計算書

            資料5:監査報告書

                                          【第1号議案:満場意義なく承認・可決】

    第2号議案   任期満了に伴う役員改選及び理事・監事承認の件

            資料6:任期満了に伴う役員改選及び理事・監事候補者案

            [理事]藤原眞久(重任)、入田央(重任)、阪本正雄(重任)、大田陽子(重任)

                正田新一(重任)、大江靖(重任)、山本朝男(重任)、近藤豊(重任)

                橋本敏廣(新任)

            [監事]芳村享映(新任)

           【第2号議案:満場意義なく承認・可決】

    報告事項(2)  2024年度事業計画書並びに収支予算書の件

             資料7:2024年度事業計画書

             資料8:2024年度一般会計収支予算書

    報告事項(3)  令和6年能登半島地震への支援取組みについて

 

 なお、引き続いて開催されました「第32回理事会」において、理事長、副理事等、専務理事を決定いたしました。

  理事長  藤原眞久

  副理事長 入田央

  専務理事 橋本敏廣 

 

 

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令和6年能登半島地震・支援活動(報告)

2024年2月12日

 

 東日本大震災の後、私たちの仲間として毎年夏に開催されたドリームキャンプのスタッフを始めとするボランティア活動に参加されてきた松岡龍也さん(秋田市在住)が1月30日から2月4日までの間、秋田県災害派遣福祉チームの一員として石川県で活動をしてきました。現地での仕事の内容や各市町の様子を伝えて下さったので、紹介します。

(現地の様子は、日々刻々と変わっています。訪問した時点での様子とご理解ください。)

 

 ■秋田県災害派遣福祉チーム(DWAT)の一員として活動してきました。

 報告者:松岡龍也(秋田)

 

秋田県からの要請を受け、秋田県災害派遣福祉チーム(以下、DWAT)として石川県に入りました。このチームは派遣の研修を受けている人のみのメンバー構成となっています。石川県からの要請内容は、避難所で福祉ブースを運営し、避難されている方の福祉的トリアージを行い、次に繋げることがメインです。そして、他の支援チームとの調整や各役場との調整なども行います。

私は、DWAT本部にて各避難所のチームとの連絡調整、チーム間の調整、輪島市での拠点探し、状況把握などの仕事をしてきましたので、残念ながら避難所にいる避難者の方々と触れ合うことはあまりありませんでした。

地震発生後1ヶ月経過するタイミングでの派遣でしたので、避難所は日中、介護の必要な年配の方が多く、若い方々は昼間自宅の片付けや仕事に行っておりました。ですから介護の必要な方々が避難所に残っている様子でした。

 

今回派遣されて感じたのは、これまで行ってきた研修内容とは全く違ったことが日々行われており、戸惑いが多かったことです。秋田チームが入るまでは人員不足で、避難所と本部の連携がうまくいっておらず、私たちが入り避難所を直接確認し本部へ状況を伝える情報伝達できるようになって良かったと、本部や他DWATチームメンバーからも聞き、少しは役に立てたのかなと思いました。

昨年夏、秋田では大雨災害もあり、これからもこのような災害はあり得ると思われるので、もっと福祉を理解していかなければと思いました。

避難所でコロナ陽性者が発生した際には、すぐにDMAT(災害派遣医療チーム)と連携を取って患者を隔離し、対応する人を固定してゴーグルとN95マスクをしているとのことでした。

避難所開設時には空気清浄機も無く、喉の痛み、目の乾燥などを訴える人も多かったそうですが、空気清浄機など使うことで、訴えは減ったと聞きました。また、加湿器がある避難所と無い避難所では差が多かったということです。

これだけ大きな震災になると、被災した県の職員も被災しており、なかなかDWAT等の活動が出来ず、他県のDWATメンバーがメインで動くことになり、地理的理解にも難しさがあると思いました。

事前にイメージしていた被災者への支援をする機会はありませんでしたが、今後の改善点として、DWAT活動の組織運営をするうえで、連携についての研修をもっと行う必要性を感じました。

災害時には福祉チームというものがあるとのことを周囲にも伝える必要があり、そしてメンバーをもっと増やさなければと思いました。

 

各地の様子(2月初めの状況です)

[金沢市]

上下水道、道路状況などほぼ問題無く、避難所に関して1次避難所は閉鎖している。

1.5次避難所に関しては、スポーツアリーナなど大きな施設を使っており、200人前後利用されている。それぞれの派遣チームが常駐しており、手厚い支援となっていた。

ただし、運動施設活動に関して避難者は使えず、結果ADL(日常生活動作)の低下に繋がっていると思われる。

 

[七尾市]

上下水道に関してはまだ復旧しておらず、1次避難所が多く開所されていた。

サービスセンター(複合施設スーパー、市民センターが入っている)が大きな避難所となっているが、仮設トイレとなっていた。炊き出しもされていた。

 

[志賀町]

上下水道、道路に関してはまだ復旧しておらず1次避難所のみとなっており、縮小しているが統合された避難所の人数が増えるという状態であった。1次避難所に指定されていた介護施設が再開するとの事で、そこに避難されている人達の受け入れ先や福祉避難所への仕分けなどの必要もあった。

体調面では、日中避難されている方々はDWAT(災害派遣福祉チーム)などが声掛けし、健康体操を行い、ADLの低下を防ごうとしてはいたが、参加されない方もいた。

 

[穴水市]

上下水道に関してはまだ復旧されておらず、避難所に関してはDWATが入っていない。

道路状態もでこぼこな道が多く、メインの道路はようやく土砂崩れを片付けて通行できるようになった。

 

[輪島市]

のと里山空港に関して上下水道は復旧されていた。

ただし、その周辺に関してはまだ復旧しておらず、道路、建屋に関しても崩れている。大きな避難所はルートインであり、避難者への物品支給のための大きなテントがあったが、海の側という事もあり津波のリスクはあると思われた。

上下水道は復旧しておらず、避難所も1次避難所のみと思われる。DWATの活動もまだ行われていない。

 

石川県に関してガソリンスタンドはほぼ営業はしているが、いくつかガソリン終了という看板が出ていた。能登半島を北上するに従い、水、トイレなどの確保が難しくなっており、道路や上下水道などインフラが大変な事になっていた。

 


熊本でクリスマス会(「スマイル子ども食堂」を支援)

2023年12月31日

 熊本地震から7年、現地で活動している「スマイル子ども食堂」の代表・橋本信一氏からのレポートです。

         ○

 令和5年12月24日、スマイル子ども食堂は、熊本県益城町の災害公営団地(広崎第3団地・43戸)でクリスマス会を実施しました。

 益城町の仮設団地では、すべての入居者の住まいの再建が完了し、令和5年3月末で仮設団地が閉鎖されました。熊本地震の被災者は、県内110か所の仮設団地をはじめ、民間の賃貸住宅を借り上げる「みなし仮設」などに、最大2万255戸、約4万7800人が避難しました。

 地震から約7年が経過し、被災した人たちは、自宅を建て、あるいは、災害公営住宅などに移り住み、新しい生活を始めています。

 広崎第3団地は、旧木山仮設団地の自治会長が住む団地でもあり、移動図書館やスマイル子ども食堂を旧木山仮設団地で実施していた「縁」もあり、元自治会長が住む団地でクリスマス会を行うことにしました。

 クリスマス会のメインは、子ども食堂。メニューはいつものカレー。団地の住人の方々もサラダを添えてくださいました。カレー作りには、子どもたちもお手伝いします。地震当時は小学校入学前の子どもも、今は小学校高学年です。お手伝いも、以前と比べるとかなり強力です。

 カレーの次は、手作りのクリスマスケーキ。ホワイトクリームとチョコクリームの2種類が出来上がりました。

カレーを作り、ケーキを食べ、楽しいひと時を過ごしました。参加者からは、「仮設団地に住んでいたころとは違って、みんなでワイワイ過ごす行事も少なくなりました。少し寂しい思いもしますが、年に数回でもこうした行事を催してくれるとうれしい」との声が上がっていました。

 今回のクリスマス会も、ひかりプロジェクトから支援をいただいて、実施することができました。心より御礼申し上げます。今後も細く長く支援活動を行ってまいりたいと思っております。引き続きご支援をお願いいたします。

 


自然災害情報連絡員/第6回ブラッシュアップ研修会開催

2023年12月8日

 12月2日(土)(一社)ひかりプロジェクトでは、各地で起こる自然災害に際して情報収集を行っていただく「自然災害情報連絡員」のスキルアップのため、第6回ブラッシュアップ研修会を行いました。

 ①ひかりプロジェクトで取り組んでいるタオル支援活動の報告

 ②ハザードマップの確認(事前に居住地のハザードマップを入手し、災害リスクの確認と対応)

  →5人の方に居住地のハザードマップの紹介と災害リスク、対応などを発表して頂きました。

 ③内水氾濫と外水氾濫についてレクチャー

 を内容として、研修。参加者9名でした。

 


大阪で今年2回目の防災講座開催

2023年11月17日

 11月13日(月)金光教大阪センター(大阪市中央区)で、災害対策啓発委員会主催の防災講座に招かれ、参加された皆さんと約3時間一緒に学びました。参加者は会場出席者20名、オンライン参加者6名、主催者側スタッフ5名、講師・スタッフ5名で合計36名でした。

 今回の特徴は、参加者の居住地が大阪府内だけでなく、奈良、和歌山、京都、兵庫と広いこと、参加者の年齢が40代、50代が中心でこのような講座の参加者としては比較的若いこと、そして参加された方々がそれぞれの地域で、災害対策の啓発委員としての活動を期待されていることです。

従って、参加された方々が災害発生時にリーダーとしての役割を果たして頂くことや、防災講座を中心となって企画運営してもらうことも考えた内容にしました。

しかし、被害想定範囲を近畿一円に広げたことでテキストのボリュームが増え、また新たな内容として、過去の事例を元に大災害が発生した時にボランティアとしてどのような取組みができるか、また防災講座を企画する際のポイントなどを加えたため、目標の2時間半には到底収まらず、3時間を超えてしまいました。内容的に欲張りすぎたことを反省しています。

プログラムの中で、大地震に見舞われた時の様々な状況が想定として各グループに示され、揺れている最中とその後の取るべき行動についてのグループ討議では、参加者それぞれが想像力を働かせると共に現実の家庭環境なども踏まえて、さまざまな意見が出て大いに盛り上がりました。他のメンバーの意見に新たな気づきがあったという声も聞かれました。

大阪で津波被害が想定されている地区から参加された方は、周辺で年配者を中心に「もしそうなったらどう対応すればいいか」という不安の声が多数聞かれると述べておられました。ひかりプロジェクトとして出来ることは限られますが、その地域に焦点を当てた防災の取組み支援や講座を開催される際のサポート、今回の講座の資料提供などさせて頂きます。

参加された皆様、会場運営をされたスタッフの皆様、お疲れさまでした。(報告 藤原眞久)

 


東京にて「防災出前講座」開催

 2023年9月30日

9月9日(土)、金光教センタービルにおいて、「防災出前講座」が開催されました。

 今回は、「地震から身を守る」をテーマに、首都圏で想定されている「首都直下地震」を中心に研修しました。参加者は受講者13名、講師・スタッフ4名(藤原、入田、山本、橋本)でした。

 最初に、「自然災害」全般の講義があり、映像「首都直下地震」(内閣府制作)を観た後、講義「地震発生のしくみと首都直下地震」、「地震から身を守る」、そして休憩の後、4つのグループに分かれそれぞれ違う想定で「その時あなたはどうする」というテーマで地震発生時及び揺れがおさまってからの取るべき行動について、想像力を働かせながら話し合いました。 

 受講者からは、「いたせりつくせりの内容で大変得るところが多く、家庭でも繰り返し訓練しなければと思った」「防災に対する備えをしていないことを猛省した。出来ることから備えをしていきたい」「講座を受けて自分の防災意識が高まった。家族の間で防災会議を開こうと思う」などの感想が聞かれた。

  

「防災出前講座」は、防災に関心のあるグループ向けに、ご希望の会場に出向いて、対面で開催する講座です。「地震・津波」あるいは「大雨洪水・土砂災害」いずれかをテーマに、それぞれの地域の災害リスクに合わせてプログラムを組みます。

問合せ先:橋本敏廣(t.hashimoto@hikari-project.or.jp)まで。

 


被災地への清掃用タオル支援報告

2023年8月16日

 今年は、梅雨前線による大雨及び台風2号による災害、7月に入ってからも大雨による家屋の浸水被害などが多く発生しました。

 ひかりプロジェクトでは、被災された地域の社会福祉協議会・災害ボランティアセンターや友人・知人ルートなどにより、清掃用タオルのニーズ調査をタイミングよく実施した結果、5月から7月までの3ケ月間に7県10箇所の被災地へ清掃用タオルを1,839枚支援させて頂くことができました。清掃用タオル収集にご協力頂きました皆様に御礼申し上げます。

 静岡県磐田市社協では、昨年支援させて頂いた時の担当者に直接電話してご挨拶しますと、「昨年、支援いただき有難うございました。タオルは大変役に立ちました」とのことでした。その後のニーズ調査はスムーズに進み、二度目の支援につながりました。

 知人ルートで支援させて頂いた久留米市田主丸町では、民生委員グループの代表者が、地域で一番被害が大きかったところへタオルを届けてくださいました。被災された方々から「大変助かりました」とのお礼の言葉がありました、との連絡をいただきました。

 秋田県のある社協へ初めてニーズ調査の電話をしたときには、「現時点では、現場で使用するところがありません」とのことでした。しかし、現地の被災状況から支援ニーズは必ずあると考え、三日後に再度電話しますと「是非、支援をお願いします」とのことでした。相手の立場で考えることの大切さを学びました。

 昨年度は、7県9箇所に 1,300 枚支援させて頂きましたが、今年は、すでにその数を上回っています。これから迎える台風シーズンに備えて、清掃用タオルの備蓄をお願い申し上げます。

 

●2023年5~7月 清掃用タオル支援実績一覧

  石川県  珠洲市社協           200枚

  静岡県  磐田市社協           100枚

  茨城県  取手市VC              100枚

  和歌山県 海南市VC                    200枚

  熊本県  山都町

       馬見原自治振興区避難所  200枚     

  福岡県  久留米市田主丸町

       田主丸校区民生委員G    202枚

       久留米VC                               220枚

  秋田県  秋田市社協                      200枚

       能代市社協                      210枚

       五城目町社協                     207枚

               合  計               1,839枚

 

  ※社協:社会福祉協議会

   VC   :災害ボランティアセンター

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

熊本県山都町・馬見原自治振興区避難所に送らせて

頂きました



三重県津市にて「防災出前講座」開催

2023年6月28日

  6月24日(土)、金光教勢津教会において、中部で初めての「防災出前講座」が開催されました。

 今回は、30年以内に70~80%の確率で発生すると言われている「南海トラフ巨大地震」と想定される三重県での内陸直下地震をテーマに開催しました。参加者は受講者19名、講師・スタッフ4名(入田、山本、藤原、橋本)でした。

 映像「南海トラフ巨大地震—その時あなたはどうする」(内閣府制作)を観た後、講義「地震発生のしくみと南海トラフ巨大地震、内陸型地震の三重県での被害想定」、「地震から身を守る」、そして4つのグループに分かれそれぞれ違う想定で「その時あなたはどうする」というテーマで地震発生時及び揺れがおさまってからの取るべき行動について、想像力を働かせながら話し合いました。 

受講した方から、「南海トラフ巨大地震は、必ず近い将来に来ることを認識しなければならない。その時のために日頃より防災知識を身につける事が大切である」「防災に備えての備蓄物の見直し、自助で身を守ること、近助の大切さを認識しました。災害用簡易トイレを家族で作ってみたい」「日頃の防災意識を高めておくことが、とても大事だと感じました。グループワークで色々な想定での対応の仕方を考えることがすごく勉強になりました」などの感想が聞かれた。

 

「防災出前講座」は、防災に関心のあるグループ向けに、ご希望の会場に出向いて、対面で開催する講座です。「地震・津波」あるいは「大雨洪水・土砂災害」いずれかをテーマに、それぞれの地域の災害リスクに合わせてプログラムを組みます。

問合せ先:橋本敏廣(t.hashimoto@hikari-project.or.jp)まで。

 


備蓄タオル支援

2023年6月4日

追記②③ 2023年6月28日

追記④ 2023年7月9日

追記⓹⑥ 2023年7月17日

追記⑦ 2023年7月21日

 備蓄している清掃用タオルを水害被災地に支援しており、2022年度は11団体、3個人から2,680枚余の提供があり、昨年8月の大雨被害、9月の台風15号の大雨災害などで、1,300枚余りをそれぞれの被災地にお届けしました。

 2023年度も引き続き下記の支援を実施しました。

■梅雨前線・台風2号による被害に対する支援

 ①送付先:静岡県磐田市社会福祉協議会

     支援内容:新品フェイスタオル30枚、使用済みフェイスタオル70枚(6/4送付、6/5午前着予定)

 ②送付先:和歌山県海南市災害ボランティアセンター

  支援内容:使用済みタオル200枚(6/8送付)

 ③送付先:茨城県取手市災害ボランティアセンター

  支援内容:使用済みタオル100枚(6/8送付)

■線状降水帯発生による水害(7/3)に対する支援

 ④送付先:金光教肥後浜町教会(熊本県)

  支援内容:使用済みフェイスタオル148枚、バスタオル1/2裁断52枚(7/4送付)

■九州北部豪雨(7/10)に対する支援

 ⑤送付先:金光教田主丸教会(福岡県久留米市)

  支援内容:使用済みフェイスタオル140枚、バスタオル1/2裁断30枚

       新品おしぼりタオル32枚(7/11送付)

 ⑥送付先:久留米市災害ボランティアセンター

  支援内容:新品フェイスタオル80枚、使用済みフェイスタオル140枚(7/14送付)

■秋田地方豪雨災害(7/16)に対する支援

 ⑦送付先:秋田県能代市災害ボランティアセンター

  支援内容:使用済みフェイスタオル200枚

 


熊本地震7年目の竹あかり 追悼行事に参加

2023年4月18日

今年も、ひかりプロジェクトは熊本地震7年目の追悼行事のお手伝いに参加しました。

毎年、木山仮設団地内の集会所前庭で行われていましたが、3月末でこの仮設団地は閉鎖され、今年は昨年竣工した益城町復興まちづくりセンター「にじいろ」で行われました。

最初の地震が襲った4月142126分に向け、13時に学生ボランティアや地元の方々、私達総勢20人ほどが集まり、準備を始めます。

昼前から、雨が降ったりやんだりで、当初雨天中止の案内がありましたが、町のテント8張りが提供され、竹灯ろうや追悼行事に来られた方々が濡れないよう皆でテントを立てます。

テントの下で竹灯ろうを並べる人、竹を切ってさらに灯ろうをつくり、願い事やメッセージを書く方とそれぞれが自発的に作業を進めます。これらの竹も毎年のことですが、有志が竹やぶから切り出してきたものです。

竹灯ろうの数とキャンドルジュンさんが持ちこんだ大型キャンドルも入れ約1000本が並びました。

午後7時には1回目の黙とうが行われ、早い時間帯のため近所の子ども達も多く参加しました。21時には雨が本格的に降る中、150人ほどの方々が集まりました。この参加者はこれまでで一番多く、町長さんも参加。これまで仮設団地の中で行われていたため、一般の町民の方が参加しづらかったのかも知れません。参加したある女性はテレビのインタビューで「この追悼のつどいは、当時共に苦労した方たちや毎年この集いに参加して下さるボランティアの方々と再会できる場でもあり、楽しみでもあるんです」と語っていました。

本震のあった416125分は深夜とあって、冷え込む中30人ほどの参加でしたが、皆で犠牲者に祈りをささげると共に更なる復興を願いました。

 

夜が明けて晴れ間も出た10時から後片付けです。こういった行事はイベントの時だけ注目されますが、竹の切り出しに始まり、会場の準備、そして片付けと最後までが大切な時間です。

近所の親子連れも含め15人ほどで竹灯ろうの撤去、ろうそくの回収を行い、雨でぬれたテントも思いのほか太陽の日差しで早く乾き、人数がいる間にと予定を前倒しして撤収。地面に落ちたゴミも含めきれいに掃除して正午に解散しました。

今回まちづくりセンター「にじいろ」のスタッフの方々が加わったことで、事前の案内ポスターやこの日を迎えるまでの経過をポスターで紹介する新しい試みもありました。隣の町役場も完成し、5月連休明けから業務が始まります。まだ周囲は外構工事中ですが、来年は町役場との間にできる公園で町やボランティアが協同で竹あかりによる追悼行事が出来ることを願っています。

最後に、閉鎖された木山仮設団地がどうなっているか訪ねてみました。取り壊しも始まっており、誰もいない家々には寂しさが漂います。毎年、竹とうろうで追悼行事を行ってきた集会所の前はこんなに狭かったかと改めて驚きました。7年間、住民の方々がお世話になり、さまざまな集いも行われた団地に感謝しながら、益城町を後にしました。

 


熊本地震7年 4・14のつどい(お知らせ)

2023年4月2日

4月14日「熊本地震7年を迎え4・14のつどい」が開催されます。

ひかりプロジェクトではこれまで、この活動をお手伝いしてきましたが、今年も参加させていただきます。

今年から会場が木山仮設団地から「復興まちづくりセンターにじいろ」に変わります。また行事も4月14日(金)だけとなっておりますので、よろしくお願いします。参加される方は、ご連絡ください。場所など、詳しくお知らせします。

m.fujiwara@hikari-project.org(担当 藤原)

 


大阪にて「防災出前講座」開催

2023年3月9日

  3月5日(日)、金光教大阪センターにおいて、大阪で初めての「防災出前講座」が開催されました。

  今回は、30年以内に70~80%の確率で発生すると言われている「南海トラフ巨大地震」と大阪を南北に走る危険な活断層「上町断層帯」地震をテーマに開催しました。参加者は受講者18名、講師・スタッフ4名(藤原、橋本、正田、入田)でした。

  映像「南海トラフ巨大地震—その時あなたはどうする」(内閣府制作)を観た後、講義「地震発生のしくみと南海トラフ巨大地震、内陸型地震の大阪での被害想定」、「地震から身を守る」、そして4つのグループに分かれそれぞれ違う想定で「その時あなたはどうする」というテーマで地震発生時及び揺れがおさまってからの取るべき行動について、想像力を働かせながら話し合いました。

  受講した方から、「今日、教わったことを参考にして、これからの備えに取組んでいきたい」「グループワークでは、実際の状況を想像することなかなか難しく、常日頃から防災について学んだり、家庭で話し合っておくことの重要性をあらためて感じました」などの感想が聞かれた。

 

「防災出前講座」は、防災に関心のあるグループ向けに、ご希望の会場に出向いて、対面で開催する講座です。「地震・津波」あるいは「大雨洪水・土砂災害」いずれかをテーマに、それぞれの地域の災害リスクに合わせてプログラムを組みます。問合せ先:橋本敏廣(t.hashimoto@hikari-project.or.jp)まで。


第7回定時総会開催報告

2023年2月26日

 一般社団法人ひかりプロジェクトでは、下記の通り「第7回定時総会」を開催いたしましたので、ご報告いたします。

 

1. 日時:2023年2月26日(日)10:00~11:45

2. 会場:HOTEL Brush UP 会議室(オンライン併用)

     静岡県御殿場市神山719番地

3. 出席者 正会員16名(会場12名、オンライン4名)、賛助会員4名(会場1名、オンライン3名

     委任状46名

4. 報告事項並びに審議事項、資料:

    報告事項(1) 2022年度事業報告の件

            資料1:2022年度事業報告書

            資料2:2022年度一般会計収支計算書

    第1号議案   2022年度貸借対照表及び損益計算書承認の件

            資料3:2022年度貸借対照表

                                              資料4:2022年度損益計算書

            資料5:監査報告書

           【第1号議案:満場意義なく承認・可決】

    報告事項(2) 2023年度事業計画書並びに収支予算書の件

            資料6:2023年度事業計画書

            資料7:2023年度一般会計収支計算書

    ※会員の皆様には追って「総会報告書」をお送りいたします。  

  

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「防災出前講座」開催

2022年9月11日

一般社団法人ひかりプロジェクトでは、自然災害に備えて、わが身と周りの人々の身を守るための知識と行動を身に付けていただくため、「防災出前講座」を企画・準備してきましたが、9月10日に金光教中野教会を会場に「防災出前講座」を開催いたしました。参加者:講師2名(橋本、藤原)、受講者16名。

 「地震から身を守る」のテーマのもと、「首都圏直下地震」の動画を観た後、講義「地震発生のしくみ」「地震から身を守る」、そして4つのグループに分かれて「地震発生時及びその後の行動」について話し合いました。

 受講者からは、「普段、防災に対する意識が低いことが良く分かった。意識を持って備えたい」「知っていることでも再確認する必要があると感じた」等の声があった。

 

 「防災出前講座」は、防災に関心のあるグループ向けに、ご希望の会場に出掛けていって、対面式で開催する講座です。問合せ先:橋本敏廣(t.hashimoto@hikari-project.or.jp)まで。


今年の「ドリームキャンプ」の開催を見送ります

2022年5月22日

一般社団法人ひかりプロジェクトでは、2012年から東日本大震災の被災地で開催されてきた「ドリームキャンプ」に支援してまいりました。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2019年から開催を休止しております「ドリームキャンプ」の今年度の開催可否について地元(宮城県気仙沼)と協議してまいりましたが、感染が終息しない状況下での開催は困難と判断し、今年度の開催を見送ることとなりました。

 

 


熊本地震6年 追悼行事に参加

                                              2022年4月20日

 4月14日~16日、熊本県益城町木山仮設団地で開かれた熊本地震6年追悼行事のお手伝いに参加いたしました。ひかりプロジェクトから、藤原理事長、福岡の田中さん、平石さん、鹿児島の村上さんの4名が参加されました。それぞれの都合で違った時間帯での参加でしたので、4人一緒に話し合う時間はありませんでしたが、各自思いのこもった奉仕をされました。ありがとうございました。

 

 4月14日(水)夕方より 追悼行事の準備に参加(竹灯ろう、子ども食堂)

         18時~ 子ども食堂開始。 19時 竹灯ろうに点灯

         21時26分 地震発生時刻に黙祷

 4月15日(木)16時 竹灯ろう準備、19時竹灯ろうに点灯

 4月16日(金)  1時25分 地震発生時に黙祷。その後仮眠

         8時~ 片付け、正午頃解散

 

 なお、追悼行事の様子は、NHKニュースでも取り上げられ、マスコミ各紙でも大きく報道されました。

 


報告

当法人第6回定時総会開催報告

                                               2022年3月1日

下記の通り、第6回定時総会を開催いたしましたので、ご報告いたします。

 

1.   日時:2022年2月26日(土)13:00~14:25

2. 方式:Zoomによるオンライン方式

3. 出席者 正会員21名、賛助会員3名、委任状42名

4.  報告事項並びに審議事項、資料:

     報告事項(1) 2021年度事業報告の件

                        資料1:2021年度事業報告書

             資料2:2021年度一般会計収支計算書

   第1号議案   2021年度貸借対照表及び損益計算書承認の件

           資料3:2021年度貸借対照表

           資料4:2021年度損益計算書

           資料5:監査報告書

          【第1号議案:満場意義なく承認・可決】

   第2号議案    任期満了に伴う役員改選候補者及び新理事候補者案承認の件

           資料6:任期満了に伴う役員改選候補者及び新理事候補者案

          【第2号議案:満場意義なく承認・可決】

           [理事]藤原眞久(重任)、入田央(重任)、阪本正雄(重任)、大田陽子(重任)

              正田新一(重任)、大江靖(重任)、奥田昌弘(重任)、奥原幹雄(重任)

              山本朝男(新任)、近藤豊(新任)

           [監事]橋本敏廣(重任)

   第3号議案   定款変更案承認の件

           資料7:定款変更の件

          【第3号議案:満場意義なく承認・可決】                  

   報告事項(2) 2022年度事業計画書並びに収支予算書の件

           資料8:2022年度事業計画書

           資料9:2022年度一般会計収支予算書

 

 


活動報告

第8回定時総会のお知らせ

一般社団法人ひかりプロジェクトの第8回定時総会を下記のとおり開催いたします。

日時:2024年3月3日(日)10時~12時

場所:西近畿教務センター 会議室

   神戸市兵庫区松原通り1丁目2-3

開催方法:上記会場と「Zoom」によるWeb会議併用

議題:報告事項⑴ 2023年度事業報告の件

   第1号議案  2023年度貸借対照表及び損益計算書承認の件

   第2号議案  任期満了に伴う役員改選候補者承認の件

   報告事項⑵ 2024年度事業計画書並びに収支予算書の件

※会員の皆様には、追ってメールもしくは郵送にて案内させていただきます。

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熊本県益城町 災害公営団地でのクリスマス会

令和51224日、スマイル子ども食堂は、熊本県益城町の災害公営団地(広崎第3団地・43戸)でクリスマス会を実施しました。

益城町の仮設団地では、すべての入居者の住まいの再建が完了し、令和53月末で仮設団地が閉鎖されました。熊本地震の被災者は、県内110か所の仮設団地をはじめ、民間の賃貸住宅を借り上げる「みなし仮設」などに、最大2255戸、約47800人が避難しました。

地震から約7年が経過し、被災した人たちは、自宅を建て、あるいは、災害公営住宅などに移り住み、新しい生活を始めています。

広崎第3団地は、旧木山仮設団地の自治会長が住む団地でもあり、移動図書館やスマイル子ども食堂を旧木山仮設団地で実施していた「縁」もあり、元自治会長が住む団地でクリスマス会を行うことにしました。

クリスマス会のメインは、子ども食堂。メニューはいつものカレー。団地の住人の方々もサラダを添えてくださいました。カレー作りには、子どもたちもお手伝いします。地震当時は小学校入学前の子どもも、今は小学校高学年です。お手伝いも、以前と比べるとかなり強力です。

カレーの次は、手作りのクリスマスケーキ。ホワイトクリームとチョコクリームの2種類が出来上がりました。

カレーを作り、ケーキを食べ、楽しいひと時を過ごしました。参加者からは、「仮設団地に住んでいたころとは違って、みんなでワイワイ過ごす行事も少なくなりました。少し寂しい思いもしますが、年に数回でもこうした行事を催してくれるとうれしい」との声が上がっていました。

今回のクリスマス会も、ひかりプロジェクトから支援をいただいて、実施することができました。心より御礼申し上げます。今後も細く長く支援活動を行ってまいりたいと思っております。引き続きご支援をお願いいたします。

 

(スマイル子ども食堂 橋本信一)

「第9回ドリームキャンプ気仙沼大島」再延期のお知らせ

平素は、格別なご高配とご協力を賜り、心より御礼申し上げます。

 

昨年から続く新型コロナウイルス感染拡大の状況は、現在もなお収束の目途は立っておらず、厳しい状況が続いております。昨年、開催を予定しておりました「第9回ドリームキャンプ気仙沼大島」は、今年へ延期し状況をみながら開催する予定でおりましたが、現時点において多くの地域で3度目の緊急事態宣言が発令されており、また宮城県においても蔓延防止等重点措置が取られるなど、予断を許さない状況にあります。

 

本来であれば、ゴールデンウィーク期間を利用してスタッフ会議をおこない、開催に向けて準備を進めて行くところではありますが、現在の緊急事態宣言、蔓延防止等重点措置という状況を踏まえ、誠に残念ではありますが、今年の開催も厳しいと判断し、来年以降に延期と致します。何卒、ご理解・ご協力の程、宜しくお願い申し上げます。

 

 実行委員会としましては、何よりも参加する子供たちやスタッフ一人ひとりの健康と安全を最優先に考えております。一日も早くコロナ禍が収束し、安心してドリームキャンプが開催できることを、心より祈念しております。

 

 最後になりますが、新型コロナウイルス感染によって、無念にも亡くなられた方々へお悔みを申し上げます。また医療体制がひっ迫するなか、懸命に対応に当たられている医療従事者の皆様に、心より感謝申し上げます。コロナ禍であっても夢や目標に向かって頑張っている学生や子供たち、そしてそれぞれの持ち場で懸命に頑張っている大人の皆様にエールをお送りいたします。

 

 またいつの日か、ドリームキャンプでお会いできる日を楽しみにしております。

 

 

令和3年5月1日

ドリームキャンプ実行委員会

奥 原 幹 雄

 

20177月九州北部豪雨災害

 

 

 

このたびの、九州北部豪雨の被害に遭われた皆様方にお見舞いを申し上げます。

 

 

75日から6日にかけ、福岡、大分両県を中心として1時間に100ミリを超える記録的な豪雨により、土砂崩れや河川の氾濫で福岡県朝倉市、東峰村、大分県日田市周辺に大変な被害をもたらしました。

712日夕方の時点で、大分、福岡両県での死者27名、行方不明者21名、また避難生活をされている方は両県合わせて1300人以上に上ると報道されています。

このたびの豪雨災害で被災された皆様方に心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早く落ち着いた生活を取り戻されますよう、お祈り申し上げます。

 

ひかりプロジェクトでは今回の災害支援の取組みとして以下のことを行います。

・当面、メンバーと関わりのある日田市大鶴地区の復旧を支援する。

・現地で必要としている物資は刻々と変わってくるので、地元リーダーと相談しながら、支援していく。従って、具体的な物資の支援をホームページなどで呼びかけることはしない。

・現地での泥のかきだしなどボランティアは既に始まっており、参加の呼びかけを行う。(近くの避難所を宿泊利用できるが、寝袋、食事は原則自分で手当てする)

・会員の皆さんには「ひかり募金」への支援をお願いし、その資金を支援物資等の調達に充てる。

 

711日に現地入りした清水理事からの報告です。

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支援活動をしてきた仲間の住んでいる九州北部に降った大雨。被災地である朝倉市・東峰村・日田市など、「早く現地に行かねば」と気が焦ったが、まだまだ大雨が続いていたので、二の足を踏んでいた。

やっと雨も上がったようなので決心がつき、被災している支援活動の仲間の下へと、家内を連れて宇部から車を走らせた。

山陽自動車道・中国自動車道・九州自動車道・大分自動車道を通り、杷木ICで降り目的地の日田市大肥町へと向かった。

目的地に近づくと、橋の下に大木が詰まっていたのを、消防隊員の方たちが取り除く作業をしていたのに出くわした。

川の両岸は大水のせいで抉られていた。

やっと現地に着いたら、友は公民館の前に立っていた。

「大変だったね」と、手を差し伸べて無事であったことを喜び、手を強く握った。

目の前に彼の自宅があった。様子を見て回ったら、自宅は泥で囲まれて、家の中にまで泥が大量に入り込んでいた。

ミニショベル等の土木機材が必要と感じ、仲間に連絡して7月15日(土)に今すぐ必要になる資材を積んで現地入りすることになった。

自然災害は怖いが、日本全国どこでも起こりうる事、「助け合っていかねば!」と強く感じた。

                                                                                                                                   災害担当理事 清水幹生

 

 

・現地でのボランティア活動を希望される方、清水さんまで連絡下さい。

     080-19241098 清水幹生

・支援の募金は、ゆうちょ銀行 記号10890 番号16718311

       または郵便振替 記号番号 00210-2-137823

     一般社団法人ひかりプロジェクト