令和5年3月9日
3月5日(日)、金光教大阪センターにおいて、大阪で初めての「防災出前講座」が開催されました。
今回は、30年以内に70~80%の確率で発生すると言われている「南海トラフ巨大地震」と大阪を南北に走る危険な活断層「上町断層帯」地震をテーマに開催しました。参加者は受講者18名、講師・スタッフ4名(藤原、橋本、正田、入田)でした。
映像「南海トラフ巨大地震—その時あなたはどうする」(内閣府制作)を観た後、講義「地震発生のしくみと南海トラフ巨大地震、内陸型地震の大阪での被害想定」、「地震から身を守る」、そして4つのグループに分かれそれぞれ違う想定で「その時あなたはどうする」というテーマで地震発生時及び揺れがおさまってからの取るべき行動について、想像力を働かせながら話し合いました。
受講した方から、「今日、教わったことを参考にして、これからの備えに取組んでいきたい」「グループワークでは、実際の状況を想像することなかなか難しく、常日頃から防災について学んだり、家庭で話し合っておくことの重要性をあらためて感じました」などの感想が聞かれた。
「防災出前講座」は、防災に関心のあるグループ向けに、ご希望の会場に出向いて、対面で開催する講座です。「地震・津波」あるいは「大雨洪水・土砂災害」いずれかをテーマに、それぞれの地域の災害リスクに合わせてプログラムを組みます。問合せ先:橋本敏廣(t.hashimoto@hikari-project.or.jp)まで。
令和5年2月26日
一般社団法人ひかりプロジェクトでは、下記の通り「第7回定時総会」を開催いたしましたので、ご報告いたします。
1. 日時:2023年2月26日(日)10:00~11:45
2. 会場:HOTEL Brush UP 会議室(オンライン併用)
静岡県御殿場市神山719番地
3. 出席者 正会員16名(会場12名、オンライン4名)、賛助会員4名(会場1名、オンライン3名)
委任状46名
4. 報告事項並びに審議事項、資料:
報告事項(1) 2022年度事業報告の件
資料1:2022年度事業報告書
資料2:2022年度一般会計収支計算書
第1号議案 2022年度貸借対照表及び損益計算書承認の件
資料3:2022年度貸借対照表
資料4:2022年度損益計算書
資料5:監査報告書
【第1号議案:満場意義なく承認・可決】
報告事項(2) 2023年度事業計画書並びに収支予算書の件
資料6:2023年度事業計画書
資料7:2023年度一般会計収支計算書
※会員の皆様には追って「総会報告書」をお送りいたします。
令和4年9月11日
一般社団法人ひかりプロジェクトでは、自然災害に備えて、わが身と周りの人々の身を守るための知識と行動を身に付けていただくため、「防災出前講座」を企画・準備してきましたが、9月10日に金光教中野教会を会場に「防災出前講座」を開催いたしました。参加者:講師2名(橋本、藤原)、受講者16名。
「地震から身を守る」のテーマのもと、「首都圏直下地震」の動画を観た後、講義「地震発生のしくみ」「地震から身を守る」、そして4つのグループに分かれて「地震発生時及びその後の行動」について話し合いました。
受講者からは、「普段、防災に対する意識が低いことが良く分かった。意識を持って備えたい」「知っていることでも再確認する必要があると感じた」等の声があった。
「防災出前講座」は、防災に関心のあるグループ向けに、ご希望の会場に出掛けていって、対面式で開催する講座です。問合せ先:橋本敏廣(t.hashimoto@hikari-project.or.jp)まで。
令和4年5月22日
一般社団法人ひかりプロジェクトでは、2012年から東日本大震災の被災地で開催されてきた「ドリームキャンプ」に支援してまいりました。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2019年から開催を休止しております「ドリームキャンプ」の今年度の開催可否について地元(宮城県気仙沼)と協議してまいりましたが、感染が終息しない状況下での開催は困難と判断し、今年度の開催を見送ることとなりました。
令和4年4月20日
4月14日~16日、熊本県益城町木山仮設団地で開かれた熊本地震6年追悼行事のお手伝いに参加いたしました。ひかりプロジェクトから、藤原理事長、福岡の田中さん、平石さん、鹿児島の村上さんの4名が参加されました。それぞれの都合で違った時間帯での参加でしたので、4人一緒に話し合う時間はありませんでしたが、各自思いのこもった奉仕をされました。ありがとうございました。
4月14日(水)夕方より 追悼行事の準備に参加(竹灯ろう、子ども食堂)
18時~ 子ども食堂開始。 19時 竹灯ろうに点灯
21時26分 地震発生時刻に黙祷
4月15日(木)16時 竹灯ろう準備、19時竹灯ろうに点灯
4月16日(金) 1時25分 地震発生時に黙祷。その後仮眠
8時~ 片付け、正午頃解散
なお、追悼行事の様子は、NHKニュースでも取り上げられ、マスコミ各紙でも大きく報道されました。
当法人第6回定時総会開催報告
令和4年3月1日
下記の通り、第6回定時総会を開催いたしましたので、ご報告いたします。
1. 日時:2022年2月26日(土)13:00~14:25
2. 方式:Zoomによるオンライン方式
3. 出席者 正会員21名、賛助会員3名、委任状42名
4. 報告事項並びに審議事項、資料:
報告事項(1) 2021年度事業報告の件
資料1:2021年度事業報告書
資料2:2021年度一般会計収支計算書
第1号議案 2021年度貸借対照表及び損益計算書承認の件
資料3:2021年度貸借対照表
資料4:2021年度損益計算書
資料5:監査報告書
【第1号議案:満場意義なく承認・可決】
第2号議案 任期満了に伴う役員改選候補者及び新理事候補者案承認の件
資料6:任期満了に伴う役員改選候補者及び新理事候補者案
【第2号議案:満場意義なく承認・可決】
[理事]藤原眞久(重任)、入田央(重任)、阪本正雄(重任)、大田陽子(重任)
正田新一(重任)、大江靖(重任)、奥田昌弘(重任)、奥原幹雄(重任)
山本朝男(新任)、近藤豊(新任)
[監事]橋本敏廣(重任)
第3号議案 定款変更案承認の件
資料7:定款変更の件
【第3号議案:満場意義なく承認・可決】
報告事項(2) 2022年度事業計画書並びに収支予算書の件
資料8:2022年度事業計画書
資料9:2022年度一般会計収支予算書
平素は、格別なご高配とご協力を賜り、心より御礼申し上げます。
昨年から続く新型コロナウイルス感染拡大の状況は、現在もなお収束の目途は立っておらず、厳しい状況が続いております。昨年、開催を予定しておりました「第9回ドリームキャンプ気仙沼大島」は、今年へ延期し状況をみながら開催する予定でおりましたが、現時点において多くの地域で3度目の緊急事態宣言が発令されており、また宮城県においても蔓延防止等重点措置が取られるなど、予断を許さない状況にあります。
本来であれば、ゴールデンウィーク期間を利用してスタッフ会議をおこない、開催に向けて準備を進めて行くところではありますが、現在の緊急事態宣言、蔓延防止等重点措置という状況を踏まえ、誠に残念ではありますが、今年の開催も厳しいと判断し、来年以降に延期と致します。何卒、ご理解・ご協力の程、宜しくお願い申し上げます。
実行委員会としましては、何よりも参加する子供たちやスタッフ一人ひとりの健康と安全を最優先に考えております。一日も早くコロナ禍が収束し、安心してドリームキャンプが開催できることを、心より祈念しております。
最後になりますが、新型コロナウイルス感染によって、無念にも亡くなられた方々へお悔みを申し上げます。また医療体制がひっ迫するなか、懸命に対応に当たられている医療従事者の皆様に、心より感謝申し上げます。コロナ禍であっても夢や目標に向かって頑張っている学生や子供たち、そしてそれぞれの持ち場で懸命に頑張っている大人の皆様にエールをお送りいたします。
またいつの日か、ドリームキャンプでお会いできる日を楽しみにしております。
令和3年5月1日
ドリームキャンプ実行委員会
奥 原 幹 雄
4月15日から18日まで熊本地震5年目を迎えた益城町、西原村及び昨年7月豪雨で大きな被害を受けた人吉市、球磨村を訪問してきた。地元の人々にとってはごく身近な光景だが、遠く離れて暮らす私たちにとって、また新たな気づきがあった。
熊本地震は5年前の4月14日21時26分と16日1時25分の2回、マグニチュード6.5と7.3、被害の最も大きかった益城町ではどちらも震度7の地震が発生している。一度目の地震で何とか持ちこたえた家が2回目の地震で止めを刺されたという声をよく聞く。
益城町の仮設団地は最も多い時で18カ所、1,562戸あったものが、木山仮設団地に集約され3月末で152人の方々が住んでいる。熊本地震では建設型仮設住宅よりみなし仮設と呼ばれる借上げ型が数で3倍以上あるため、5年経った今現在も仮設に住む方々がどれほどおられるのか正確には分からない。いずれにしても、様々な理由があって今も仮設住宅に住んでおられる。
そ の木山仮設団地で今も活動を続ける「移動図書館おあしす」の橋本信一さんや元の住民が中心になって、「熊本地震5年追悼のつどい」が4月14日と15日から16日にかけて木山仮設団地で開催された。私たちは都合で15日からの参加となったが、暗くなり始めた頃から竹灯ろうに火を灯し、いったん19時に参加者全員で黙とう。それから火を絶やさないようにして、16日の1時25分を迎える。さすがにこの時間まで残る方々は少ないが、それでも15名ほどの方々が黙とうの合図で手を合わせる。
4月とはいえ、熊本の深夜は冷え込む。その中で5年前、人々はどういう目に遭ったのかと思いをはせる。
熊本県内及び九州全域で各テレビ局からこの追悼のつどいはニュースとして放映された。後でその時のニュースを見たが、その中で橋本さんは「追悼の思い、これが一番の気持ちです」と語り、仮設住宅が今後なくなっても、このつどいを続けていきたいとおっしゃっていた。
翌朝は竹灯ろうの片づけ。軽トラック2台分の量になった。今年は約五百の竹灯ろうだったが、来年はもっと多くの竹を用意しようと、主催した人たちは話し合っている。作業の合間に熊本市内からボランティアで来られていたお坊さんと仲良くなり、これまでいろんなところで活動してこられた体験を伺った。
東日本大震災からちょうど10年。それまでなかなか行く機会のなかった、三陸海岸にボランティアとして20回近く足を運び、がれきの片付けや、泥かき、また仮設住宅でのイベントのお手伝いそして夏のドリームキャンプのスタッフとしてささやかだがお手伝いしてきた。
昨年は新型コロナウイルスで、気仙沼大島でのドリームキャンプも延期され、約1年半ぶりの訪問となった。3月6日、7日の短い時間だったが、ひかりプロジェクトのメンバー2名(藤原、大江)が宮城県気仙沼市と岩手県陸前高田市、大船渡市を訪ねた。2日間好天に恵まれ、10年後の被災地を見てきたのでご紹介する。
3月6日12時、三陸への新幹線の玄関口、一ノ関にてレンタカーをピックアップ、一路気仙沼へ向う。途中、北上川にかかる橋を渡り、道の駅かわさきにて休憩。震災以降何度も利用したところだ。気仙沼駅ではピカチュウがいつも明るく迎えてくれる。
2017年7月九州北部豪雨災害
このたびの、九州北部豪雨の被害に遭われた皆様方にお見舞いを申し上げます。
7月5日から6日にかけ、福岡、大分両県を中心として1時間に100ミリを超える記録的な豪雨により、土砂崩れや河川の氾濫で福岡県朝倉市、東峰村、大分県日田市周辺に大変な被害をもたらしました。
7月12日夕方の時点で、大分、福岡両県での死者27名、行方不明者21名、また避難生活をされている方は両県合わせて1300人以上に上ると報道されています。
このたびの豪雨災害で被災された皆様方に心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早く落ち着いた生活を取り戻されますよう、お祈り申し上げます。
ひかりプロジェクトでは今回の災害支援の取組みとして以下のことを行います。
・当面、メンバーと関わりのある日田市大鶴地区の復旧を支援する。
・現地で必要としている物資は刻々と変わってくるので、地元リーダーと相談しながら、支援していく。従って、具体的な物資の支援をホームページなどで呼びかけることはしない。
・現地での泥のかきだしなどボランティアは既に始まっており、参加の呼びかけを行う。(近くの避難所を宿泊利用できるが、寝袋、食事は原則自分で手当てする)
・会員の皆さんには「ひかり募金」への支援をお願いし、その資金を支援物資等の調達に充てる。
7月11日に現地入りした清水理事からの報告です。
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支援活動をしてきた仲間の住んでいる九州北部に降った大雨。被災地である朝倉市・東峰村・日田市など、「早く現地に行かねば」と気が焦ったが、まだまだ大雨が続いていたので、二の足を踏んでいた。
やっと雨も上がったようなので決心がつき、被災している支援活動の仲間の下へと、家内を連れて宇部から車を走らせた。
山陽自動車道・中国自動車道・九州自動車道・大分自動車道を通り、杷木ICで降り目的地の日田市大肥町へと向かった。
目的地に近づくと、橋の下に大木が詰まっていたのを、消防隊員の方たちが取り除く作業をしていたのに出くわした。
川の両岸は大水のせいで抉られていた。
やっと現地に着いたら、友は公民館の前に立っていた。
「大変だったね」と、手を差し伸べて無事であったことを喜び、手を強く握った。
目の前に彼の自宅があった。様子を見て回ったら、自宅は泥で囲まれて、家の中にまで泥が大量に入り込んでいた。
ミニショベル等の土木機材が必要と感じ、仲間に連絡して7月15日(土)に今すぐ必要になる資材を積んで現地入りすることになった。
自然災害は怖いが、日本全国どこでも起こりうる事、「助け合っていかねば!」と強く感じた。
災害担当理事 清水幹生
・現地でのボランティア活動を希望される方、清水さんまで連絡下さい。
080-1924-1098 清水幹生
・支援の募金は、ゆうちょ銀行 記号10890 番号16718311
または郵便振替 記号番号 00210-2-137823 へ
一般社団法人ひかりプロジェクト